南 みゆき
もう、どこにも探しにいかなくていい。
わたしは、わたしのもとに還ってきた──

わたしは、もう “戻れない”人でした
愛したくて、がんばっても。
理解されようと、尽くしても。
どこかでいつも、「ここじゃない」と感じていました。
幼いころ──
家族の中で、愛も命も、順番に消えていきました。
残されたのは、わたしと、壊れていく母。
やさしさを求めるたびに、痛みが返ってくる世界。
それでも、諦めたくなかった。
“ほんとうの愛”は、きっとどこかにある。
そう信じていたから、どうしても、見つけたかった。
仕事で成功を収めても、
結婚して安定を手にしても、
ずっと、どこかが空っぽのままでした。
そんなわたしが変わりはじめたのは──
「天意(あい)」という、見えない流れに氣づいたとき。
魂がこの地上にやって来た、“本当の理由”を思い出したとき。
それは、悟りとか、宗教とかではなくて。
とても静かで、とても確かな、“自分との約束”でした。
魂が目覚めるとき、人生は変わりはじめる。
わたしはいま、「魂氣学®」という場を通して、
ほんとうの自分を思い出したいと願う人と出会い続けています。
癒しや知識では埋まらなかった “深い孤独” が、
天とつながることで、静かにほどけていくのを見届けています。
この道に、頑張るカタチは要りません。
けれど、魂に還るには、
ほんとうの自分を選び直す、静かな勇氣がいります。
エデンに還る──
それは、本当のあなたの“声”を取り戻すこと。
外側の評価や正しさに飲み込まれたとき、
わたしたちは、自分の声を見失ってしまいます。
でもその声は、ちゃんと、あなたの中に生きています。
世界に咲かせるために、生まれてきた “唯一の響き” が。
わたしはその響きが、
ふたたび世界に鳴り響くのを、ただ祈っています。
あなたが、“ほんとうのあなた”で生きていくこと。
それが、世界をエデンに還す──
唯一の道なのだと、わたしは信じています。