エゴの3大特徴
エゴちゃんの大きな特徴を3つあげていきます。
反発が出る人は今は見るタイミングではないかもしれないです。
痛いけれど、「氣付きたい」、という人だけ見てくださいね。
持っているのに、持っていないと言う人も多いですが。
まずは認められないと、エゴちゃんを手放すこともできないからです。
また、ここでは南もそうだろうという議論は置いておきますね。
エゴは集合意識でもあるので、当たり前ですがわたしも散々やっていたからです!
そう、あなただけではなく、もれなく全員なのでその点安心してご覧くださいね。
自己保存が第一優先
まず大前提としてエゴちゃんは、「特別な自分」になりたいのです。
なんせ、元々わたし達は皆同じ存在でありひとつなので、絶対に「個」を守っていたいのですね。
守れなければそれは即ち「自分の死」になりますので。
それだけ必死なんですよね。
そのために大きな特徴としては、基本的に自分のことしか考えていないです。
なので「エゴ」なんですけどね。
精神分析で有名なフロイトさんは、「エゴは、自己保存の原則に従って行動し、現実的な抑制を加えることがあります。」
とおっしゃっていますが、つまりエゴちゃんの主目的は、「自分が生き残ること」です。
では一般的な、日常の会話や文脈においての「エゴ」はどうでしょうか。
例えばですが、自己中心的で他人の感情や視点を無視したり、傲慢な態度のときなどに「エゴ」と表現されているのではないでしょうか。
しかし、はじめにも書きましたが、この世界はほぼエゴの世界です。
霊的覚醒に至れていない人は全員エゴで生きているわけなので。
自分のことしか考えていない人しかいないのだから当然、辛い世界になって当たり前ですよね。
生存を争っている感じで、ついていけない人は諦めてしまうのが今の状況です。
わたし達は、先ずそこを認めるところからはじめるのです。
本当の自分を知らず、エゴちゃんが本当の自分であると思い込んでいることをです。
なぜかというと、この物質世界では、エゴちゃんは必ず最後には死にますし、全てを失うからです。
結局失うものに、なぜそこまで執着をし続けているのでしょうか。
良い人でいたい
またエゴちゃんは、「良い人のふり」が大好きなんですよね。
いわゆる「偽善」というものです。
偽善とは、
他人に対して高潔で善良なふりをするが、実際にはそのような価値観や行動を持っていない人を指します。
偽善はしばしば、社会的な評判を向上させるために行われ、他人に好意的に受け入れられることを目的とすることがあります。
どんなに人のためを思っているとか、言っていてもエゴちゃんは自分のために動きます。
元々創造のパワーを持っていませんから、これが生き残るための戦略だからです。
1人でいたら不安ですが。
良い人でいれば、人から責められることは減るし、仲良くしてもらえますからね。
そしてこれがエスカレートしていくと、「おせっかい」発動です。
「わたしは良い人なので、あなたを助けてあげますよ」というような言動態度は、「あなたは良くない人で、おまけに力もないですね」みたいなものですから。
これをやられた方は、「自分には力がないのだ・・・」と思ってしまうかもしれませんね。
良い人のフリをして、実は相手のエネルギーを奪っているんです。
特に、過保護や過干渉の親がこれをやっています。
しかしエゴちゃんは、「わたしは良いことをしている」「わたしは人を助けている」「なんて優しいんだろう・・・」くらい思い込んでいますので。
エネルギーを奪われた相手が嬉しそうではなかったりすると、「わたしはこれだけやっているのに!」と不快や怒りを感じたりします。
はい、めっちゃお節介ですね。
こうした偽善は、もうエネルギーバンパイアだと自覚していきましょう。
自分こそがエネルギーを人から奪おうとしていることに氣付いてくださいね。
そして今後は、「頼まれたとき」だけ、助けたり、出来ることをしてあげてくださいね。
生き残るためには、自分のエネルギーが沢山欲しいのがエゴちゃんのお仕事なのはわかりますが。
無理をして良い人のフリをするから、エネルギーを失っています。
人を助けたくなるのは、本当は、あなたが助けて欲しいからです。
寧ろ、そんなあなたの方がサポートしてもらってください。
そして支えてくれた人がいるのなら、お相手の存在に感謝をしてくださいね。
恐れ・不安から策略を巡らす
そして、エゴには現実を創造する力はありません。
そればかりか、エゴちゃんが邪魔をしているから辛い現実になっています。
でもそれがバレてしまうと、エゴちゃんは消滅してしまうかもしれませんね。
なのでバレないように必死なんですね。
恐れや不安に襲われるのは、バレそうになるときなんですよ。
人は1日6万回思考しているとも言われていますが、エゴちゃんは「どうしたら自分が生き残れるのか」、「絶対に生き残るぞ!」みたいな感じで、様々な叱咤激励が飛んでくるでしょう。
エゴちゃんが自分だと思っている人は、その思考に従うことになりめちゃくちゃ頑張ることになりますが。
その道は、決して幸福にはなれないエゴちゃんの道です。
頑張って達成をしたとしても、「それは自分が頑張ったからだ!」と、エゴ自身の存在価値を高めていきます。
若いうちはまだ、エネルギーもありますからそれでも良いかもしれませんが。
徐々に、疲れが溜まっていきますよね。
エゴ意識で生きていると年齢とともに、エネルギーを失っていくからです。
老後ですね。
エゴちゃんは、「自己保存」が一番なので、身体がどうなろうと関係ないんです。
「わたし」が死んでも、エゴちゃんが自分のことしか考えていなかったことがバレなければそれで成功なんです。
そうしてエゴちゃんに騙され続けたら、わたし達は再び地縛霊となり、輪廻転生になりますからね。
エゴちゃんが生き残っている限り、ずっと続くのです。
つまり、エゴの恐れや不安とは、人間をこの地に縛り付けておくための罠なのです。
まとめ
今この世界に生きているわたし達は、全員エゴ意識で生きていて輪廻転生をしてきた仲間です。
そして今世、やっと真理に出会った仲間でもありますね。
お釈迦様が言っている通り、真理に出逢えたことは奇跡ですから。
今世のうちに、エゴの罠に氣付いて手放し、本当の自分を取り戻しましょう。
囚われから1歩外へ出れば、そこは真に自由な世界であり、天へ帰還することができます。
あなたは元々エゴちゃんではなく、本物の愛なのですから。
天界に行けたら、もう、輪廻はありません。