愛と豊かさを受け取るために
わたしたちの意識の99%を占める潜在意識(せんざいいしき)が与える人生への影響は計り知れません。
わたしたちの心(マインド)には、有意識の顕在意識と無意識の潜在意識がありますが、無意識の潜在意識が現実を創造するプログラムになっているからです。
辛い現実を生きている人と、幸福で豊かな人生を生きている人の違いとは、このプログラムの違いによるものです。
「3つ子の魂100まで」と言われている通り、自分で変えようと思わない限りは変えることができません。
潜在意識のプログラムを知り、正しく働きかけることが、本当の自分を生きること、理想の人生を実現させることにつながっています。
顕在意識とは
顕在意識(けんざいいしき)とは、わたしたちが日常的に自覚している、目覚めている状態での心の活動や情報から直接認識している意識の部分を指します。
顕在意識は、目の前の状況や物事に対して注意を向け、情報を処理し、判断を下したり、問題に対処する能力を持っています。
また、自分が発する言葉や行動、思い出す事の出来る過去の記憶、喜怒哀楽の表現なども顕在意識の範囲に含まれます。
例えば、何かを考えている時や、感情的な反応を示すとき、それらの経験は顕在意識が行っていることです。
多くの人が顕在意識を潜在意識に向け、それを変えようと努力をしています。
しかし顕在意識はたった1%でしかなく、エゴ意識は現実を創造する力を持っていないため、いくら時間をかけて頑張っても、自分の望む人生を創ることが出来ないのです。
潜在意識とは
潜在意識は表層にある「思考の世界」から一番深いところにある「源(本物の愛)」まで波になっています。
魂氣学®では、理想の人生を現実化するために、霊的進化・次元上昇をしながら一番奥深い「源(本物の愛)」にたどり着き、本当の自分を取り戻します。
これが、理想の人生を創造できる唯一の方法(真理)だからです。
▼ 思考の世界
子どもの頃に親や大人から与えられた経験や環境は潜在意識に深く刻み込まれることがあります。
これらの経験や価値観は、わたしたちの思考パターンのベースになります。
考えるのが思考の世界ですが、感情の影響を受けています。
▼ 感情の世界
潜在意識の中の感情は、顕在意識の中で日常的に感じているものと違うことが多く、それを感じる事に抵抗される方も珍しくありません。
特に、子どもの頃にトラウマ経験があったり、家族の中で感情を出すことが許されなかった場合は、無意識に感情の抑圧が起こっているため、潜在意識の中の本当の感情に触れることが大切です。
▼ イメージの世界
自分が持っているイメージや価値観が、人生の選択に様々な影響を与えています。
イメージは「マインドの家」のようになっており、この範囲内に留まり続けるよう、潜在意識のプログラムが働いています。
▼ 個人的エネルギー
ひとりひとりが様々な色・形・大きさ・輝きのエネルギーの波を持っていて、それを自由に変化させることが出来ます。
この潜在意識の個人的エネルギーは豊富にあり決して枯れることがありません。
自分のエネルギーを他人に奪われる(エナジーバンパイア)、という考えは、顕在意識の中に恐れや欠乏感を持っていることで起こります。
▼ アイデンティティ
アイデンティテイは性格、趣味、興味、価値観、信念文化、言語、宗教、性別、人間関係などの要素から、「私は○○な人間だ。」という自己認識のことです。
アイデンティティの形成には、親や周りの人の影響を受けていますが、本質に氣づき、霊的成長をすることで、本当の自分の力が研ぎ澄まされていきます。
▼ 集合意識
同じ周波数(エネルギー)を持つ人(霊・魂)が集まることで、共鳴する力を持ちます。
この結束力は、多次元において強力な影響力を持ちます。
また、人だけでなく、目に見えない高次元の存在や他次元の意識や波動と共鳴する集合意識もあります。
▼ 源(本物の愛)
潜在意識の一番下の層は源(本物の愛)です。
この源がすべてを創造している本質(真理)のため、永遠の実相です。
わたしたちが体験している現実(顕在意識)の世界は、潜在意識が表面に現れたものでしかありません。
つまり、潜在意識の一番深いところにある本物の愛に氣づき、私たちの意識は愛で出来ていることを理解し、委ねることで、愛の力を最大限に受け取り、自分が望む人生を創造することができるのです。